流れ出る言葉たちの住家ワタシ編。
南国には南国の
北国には北国の
太平洋側には太平洋側の
日本海側には日本海側の
それぞれの街には色があるという

灰色の街などたくさんある
けれどもその中で
音がしない街に出会ったことがある

ものすごく古い街並みというわけではない
店がないわけではない
なのに不気味なほど静かで
ここに育った子供たちは
どんなだろうと気になった

静か過ぎて力がなくて
音がしない
息をしていない
そんな街があった



旅記と言っても大した旅はしていません。
通り過ぎる街並みで気づいたことや考えたこと。
書けるだけ書きたいと思っています。

旅の話を書いていたら思い出したことがあるので書きます。
私は京都女二人旅をしたことが何度かあるんです。
あれはもう何年前でしょうか?
私と友人が嵐山のあたりを歩いていて、竹林にいました。
季節は6月。湿った空気。青の香り。
カメラを持ち、交代で竹林をバックに写真を撮ろうとしていました。

「あなたたち、さぁ並んで。私が写してあげるわ。」
ひとりの外国人女性に英語ではなく仏蘭西語で話しかけられ、
友人はカメラをその女性に渡して私たちは並んだのです。
外国人女性は60歳くらいで隣りには男性が居て微笑んでいました。
多分(いや間違いなく)ご夫婦でした。
二人ともふっくらとした方で裕福そうな方に見えました。

(カシャッ)
「撮れたわぁ(って感じの言葉)」
「ありがとうございます。」
「ありがとうございます〜」

言語は違うけれどもなんとなくそんな会話をし、
私たちとそのご夫婦はそこで別れました。
笑顔で手を振ってくださいました。

撮ってもらった写真を見ました。

「 ・・・♪ 」

竹林はとても美しく写されていました。
そして私たち。
私たちは真ん中にはいなくて、隅のほうにいました。
二人とも写真から飛び出してしまうことはなく。
想像とは違った写真の構図に少々驚きながらも
面白いなと素直に思い感心しました。

ちなみに竹林には縦長効果がありますね。
ひとりで映った写真を見ながらつくづく思いました。
そして当時白っこかった私はより白く映っていました。

多分その写真は友人が持っています。
それを見たくなりました。
久しぶりに。

ただいま。と書き出そうとしたけれど昨夜はどうしても無理でした。
昨日は朝早く起きすぎたので、駄目でした(笑)
なので読みたいものも途中になり、そのまま寝入ってしまい、
気づいたら朝でした。

おはようございます。雨の朝です。
昨日訪れた街は灰色でどんよりとしていました。
その街が輝く季節ではないからなんだろなと私は思いました。
山肌を見ると雪のつもっていないスキー場がいくつか見えました。
長袖に上着を重ねてちょうどいいくらいで、
多くの人はそういう格好をしていたのですが、
半袖シャツの男性が寒そうに腕を抱えながら歩いていました。

バスに乗って観光に出かける時は無意識に
“一緒に出かけたい場所”を探しているんです。
山を進みたどりついた場所は10月の長野にしては暑く、
古い町並みの道路も人で埋め尽くされていました。
外国人観光客の方々もたくさんいらっしゃいました。

“こんなにたくさん人がいなかったらいいところかも”
冬にここへ来たら寒いけれどもっともっと違う顔、
見せてくれる街なんだろうなぁなんて思っていました。

時折私がぼんやりしていることに友人は気づくのですが、
私がこまごました可愛いものを買って喜んでいたり、
食べたものをいちいち携帯で写して喜んでいたり、
それに夢中になって上の空なんだろうなとか思っているようでした。

漬け物屋さんの前を通りました。
私は漬け物にはさほど興味はないのですが、
観光地に行くと友人が必ず漬け物を買いたいというので、
一緒になって漬け物やさんの店先にたち試食をさせてもらう、
という状況になります。

漬け物屋さん=年配の女性ということはなく、
昨日も高校生の女の子達も漬け物を試食して買っていて、
私もその場にいて、その時現れたのは、
自分の母くらいの年齢の女性集団でした。
みなブランドバッグを持ち、こぎれいにしていて、
店の奥さんに「これとこれ。どこが違うの?」と
他のお客さんのお会計をしていることなんかは全く無視して
話しかけていました。
もちろん私たちは前にいたのに後ろにおしやられて(苦笑)

(内緒話で)
「さっきのお店のほうがおいしかったわよ。」
「そうね。」
そう話している間も試食の手は止まらず、
そのうちに漬け物一切れが地面に落ちたのです。
お店の奥さんはちょうど見ていなかったのですが、
「あら、落ちちゃったわ。」と、その年配女性客のひとりは
地面に落ちた漬け物一切れを足で蹴って蹴って
台の下に隠すために追いやっていたのでした。

それを見ていてものすごく嫌な気持ちになりました。
確かに地面に落ちてしまえば、もう食べることは出来ません。
でも足で蹴ることはないでしょう?と。
今もそういうことはしたくないですけれど・・・
その年配女性客くらいの歳になった時に、
そういう行為をする人にはなりたくないなと思いました。
ブランドバッグ持っていたって、こぎれいな服を着ていたって、
台無しじゃないですか?

人が多くて町並みや風景の写真は撮れなくて残念でしたが、
食べ物は美味しかったです。
おなかの調子を気遣いながらちょこっとずつ食べてきました。
そして私のオタク部分も発揮(笑)
珍しいこものを買い、きっと小さなお子さんへのおみやげ?
と思われた風でもありましたが、
「ざんね〜ん!自分用で〜す♪」
と心の中で答えながら(笑)
(なんせ、ぽんきっきもの等、ですからね・笑)
何回も言うけれど自分の子供はいません。

「お香のお店でやけに値切ってたおじさんいたな。
あれは関西の人だったな、やっぱり。」
「みんなが買っていた鳥の味噌漬け買ってきたけれど、
自分しか食べる人、いなかったっけなぁ。
おつまみに最適って、お酒飲まないし(笑)」

そんなことを思いながら、
報告、ということでここに書いてみました。

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